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カナダ医師会の「COVID-19とモラル・ディストレス」の翻訳が公開されました

更新日:5月28日

本プロジェクトメンバーの児玉聡・田中美穂によるカナダ医師会の「COVID-19とモラル・ディストレス」(原題:“COVID-19 and Moral Distress”)翻訳が公開されました。以下は翻訳の概要です。

 

【概要】(翻訳者作成)

 COVID-19 パンデミック時における資源配分の意思決定が、医師にモラル・ディストレス(道徳的苦悩)をもたらす可能性があります。

 モラル・ディストレスが⽣じるのは、⾃分が倫理的に適切または正しいと思う⾏為の⽅針を、制度的な障害によって取ることができないと感じる場合です。それは、道徳的葛藤や道徳的制約を経験したことに対する⼼理的な反応であり、とりわけ公衆衛⽣上の危機の間や、患者のケアおよび医療従事者の安全に影響を及ぼすといった極端に資源が制約されるその他の状況において⽣じる可能性が⾼いものです。

 バーンアウト、共感疲れ(compassion fatigue)、うつ、医療事故、患者との⼼理的距離の拡⼤、職場の満⾜度低下などに関連があることが⽰されていて、それと認識され対処される必要があります。

 モラル・ディストレスの症状は、⾝体的なもの(例:疲労、頭痛、睡眠障害)、感情的なもの(怒り、怖れ、不安)、⾏動的なもの(例:飲酒や違法薬物摂取などの依存的⾏動、正しいことをしなければダメだというような他⼈をコントロールする⾏動、あらゆるものに対する冷笑的態度、⼈間関係の崩壊)がありえます。

 セルフ・ケア、ピア・サポート(同僚による⽀援)、メンタル・ヘルス⽀援などのいくつかのエビデンスに基づいた⼿法によってモラル・ディストレスの問題に取り組むために、援助を求めることが⼤切です。

 

詳細はこちらよりご参照ください。(リンク先は日本医師会総合政策研究機構のページです)

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