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田中美穂さんによる論文が『医療事故・紛争対応研究会誌』に掲載されました。

田中美穂さん(日医総研・立命館大学)による論文「COVID-19パンデミック下におけるアドバンス・ケア・プランニング実践が提起する課題の整理−北米・英国における議論を中心に−」がこのほど、『医療事故・紛争対応研究会誌』第14号に掲載されました。


以下は論文の要旨です。


新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の世界的流行時に、北米や英国を中心に、アドバンス・ケア・プランニング(Advance Care Planning, ACP)の話し合いを促進する必要性が議論されている。本稿は、北米や英国における議論として、まず、新型コロナウイルスがもたらした「社会距離拡大戦略(social distancing)下でのACPの実践に関する問題」を指摘した。次に、ACPが顕在的・潜在的に抱えていた問題が、パンデミックによる特定の集団への影響として出現した点を明示した。その上で、日本におけるACPの実践や政策立案の際に考慮すべき主な論点として、1. 医療・ケア提供環境によって話し合いのアプローチの方法が異なること、2. 在宅での話し合いを支える支援の必要性、3. COVID-19のような感染症に罹患した場合も想定して話し合うためのACPガイダンスの必要性、4. 災害弱者とされる高齢者や障がい者らの声を政策に反映させる仕組みの検討、の4点を提示した。


医療事故・紛争対応研究会会員の方はこちらのサイトから論文をご覧になることができます。

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